赤星山(1453m)の花について

 赤星山は、愛媛県伊予三島市に位置し頂上からは市街地、瀬戸内海が一望できる。
赤石山脈の東端になり、近くに二ッ岳1647m、エビラ山1635m、東赤石山1706m
物住頭1634m、西赤石山1626mと続いている。
 冬季には、日本海からの季節風が直接ぶつかり積雪も多く一面が厳寒の世界となる。
地質学的には、中央構造線の南に位置し塩基性岩石より変成した蛇紋岩、泥質片岩
からなり、かっては東赤石はクロム鉄鉱の鉱山として有名でした。
 伊予三島市から南を見れば、突き上げるような山に見えるが、中央構造線がすぐ近く
にあると理解すれば納得がいきます。
 植物については、私は専門ではないのであまり判らないが、カタクリ、アケボノツツジ
山しゃくやく、ヒカゲツツジ、ミツバツツジ、エイザンスミレ、タチツボスミレ等が見られた。
 撮影日は、平成15年5月4日〜5月5日
 

     ヤマシャクヤク  中腹の山中
アケボノツツジ   頂上付近
頂上の南斜面に群生しているアケボノツツジ

 
    頂上付近の山中に散在するカタクリ
樹林帯に群生するカタクリ
 
         正面から見ると、花弁に幾何学的な模様があり自然の造形美に圧倒される。
         測量学でクロソイド、円曲線、三次放物線といわれる複合曲線のようです。