赤石山 系縦走(二ツ岳〜権現越)  その2

  平成17年5月4日に、峨蔵越付近にてテント設営して当日に二ツ岳経由で権現越までの縦走を実施しました。
赤石山系縦走 その 1にて報告しているが、所要時間は7.5時間とかなりのハ−ドなコ−スです。
 二ツ岳からエビラ山の区間は、地形急峻で登山道が整備されていず稜線からはずれると遭難の危険性があります。
詳細なコ−スタイムは、仙岳さんのホ−ムぺ−ジを参考にしてください。 下記のアドレスをクリックしてね。
     http://www.h2.dion.ne.jp/~sengaku/futatsudake_juso/hutatsu1.htm

           二ツ岳〜エビラ山との縦走中に出会ったイワカガミ


                      道なき稜線をひたすら藪こぎをしつつ、エビラ山への稜線を行く。

 不鮮明ですが、稜線の鋭き岩峰。

      
                    エビラ山に到着すると、早春の花であるマンサクが歓迎してくれた。
 

 エビラ山に到着した満足感を味わい、ここで昼食。
 
                          エビラ山〜黒岳の縦走路にあった、含ザクロ石角閃石片岩。

植物部長さんが教えてくれた、夜叉ビシャク  ブナの枝に寄生していた。
聞くところによれば、非常に珍しく絶滅危惧種とのことでした。


                  黒岳はあまり特徴のあるピ−クでなく登頂の写真がないのが残念ですが、
                  目指す権現山も間近に迫り、東赤石、西赤石が目前に迫る。 黒岳から撮影


黒岳と権現山との中間点の稜線に咲く、アケボノツツジ。


                         今日の厳しかった藪漕ぎもこれで最後の踏ん張りと覚悟を
                         して、権現山に登っているとイシヅチザクラが励ましてくれる。
                         低木ではあるが、可憐で好きな花です。
                         

権現越に到着して、ビ−ル片手に赤石山系の夕日を眺めつつ
今日の活動の場を与えてくれたお山に感謝。 


次回は、東赤石の地質、植物の関係を掲載します。  請う、ご期待を。