1)黄蓮華升麻(キレンゲショウマ)
四国山地の石鎚山系、剣山系の深山幽谷に咲く神秘的な花です。
作家の宮尾登美子さんは、『天涯の花』で
《花は、お月様が地におりてきて宿っているような淡く輝いた黄》と
表現されています。
これは、剣山の山中にひっそり咲く花々です。
我々が訪問したのは、平成14年8月の雨模様の天気でしたが疲れを 忘れて見とれました。
気品、黄金のような輝き、内に秘めた情熱とでも表現すべき花です
ね。
2)アケボノツツジ
長い冬が終わり、山々が新緑になる前に咲くのが、このアケボ ノツツジです。
この花は気品があり、優雅で、凛とした華やかさがあるとの表 現がぴったりです。
高知県土佐山村工石山にて H16.4.17