高知大学ワンダ-フォゲル部現役学生と卒業生合同登山

     実施期日 平成16年12月30日〜平成17 年1月1日 
    実施場所 高知県物部村  三嶺
        参加者  現役部員9人  卒業生等5名 

 毎年開催されるこの恒例登山は、私が在学中の昭和47年頃卒業生から合同で実施してはど うかとの打診があった。
この当時は、学園紛争がほぼ終わりに近づき学生には虚無的な雰囲気が蔓延しつつあった。
 その後は紆余曲折を経て今回まで、約33年間位継続している訳 ですが関係者の貢献に紙上を借りて感謝したい。
別に伝統を誇るわけではないが、自身の人生をこの活動に捧げたものとしては感慨深いものがある。
 やはりこの登山に参加して毎年思うことを記して、今年の皆様の元気な姿を紹介します。
現役の皆様は、冬山に対する不安、体力不足、経験不足等の諸条件を笑顔と気力で克服する力がある。
毎年ほぼ参加している私には、皆様の心模様が手に取るように分かる。しかし、これが若者だ。
 卒業生は、職場環境、家庭、個人の体力的な問題、参加する時間調整と多くの困難があります。
しかし本当に、山が好きで、三嶺が好きで、人が好きな卒業生は万難を排して参加すると思っています。
 月日が流れ、紅顔の男も家庭的には、妻、2女の父となり青雲の志が現実的な条件と葛藤しています。
このような感慨をしつつ、懲りもせず参加してチ-ムプレ-の素晴らしさと仲間の友情を感じた一時でした。

 h16.12.31   光石小屋にて  手前の白いものは雪  全員集合


                 h16.12.31  カヤハゲの登山道にて 



h16.16.12.31   カヤハゲの登山道にて  土佐の仙人の姿


                                  h16.12.31     カヤハゲと三嶺との縦走路にて  積雪30cm



h16.12.31  カヤハゲと三嶺の縦走路にて

               
                 h16.12.31  憧れの三嶺にやっと登頂  頂上は吹雪で顔は不鮮明
                       現役の皆様、山男 山の女になりました。 ご苦労様


h16.12.31  三嶺の頂上小屋に着いて、これから夕食 全体に安堵感が充満


次回は下山中と三嶺の自然の造形美を報告します。 しばらくお待ちを