高知大学ワンダ−フォ−ゲル部 現役とOG、OBとの三嶺合同登山
 

 高知大学のワンダ−フォ−ゲル部が創部されて、今年度で40年とのことですが年月の
長さと、関係者の並々なら熱意と御労苦に感謝の意を表したい。
 さて、ワンダ−フォゲルとはドイツ語で Wander Vogelと表記されるが日本語では
山野をさすらうと私は勝手に解釈しています。
 
 恒例の合同登山は、昭和46年頃にOB総会にて提案されて現役の皆様の協力を得て
その後ずっと継続されている。
 私は昭和47年に入学して、この現役とOB登山に参加したのは2回生の時であったと
記憶していますが、当時は参加者も少なくあまり盛り上がりも無かった。
 当時は、大学自体が騒然としており学生運動の余波は残り、すべてに懐疑的な風潮が
あり、なすことすべてに議論が出ていた。反対意見もあり組織としての統一性の欠如。
 その後は、社会的にも安定してワンダ−フォゲル部としても活動が盛んになつたような
気がしますし、現役の皆様も自分達の年間行事の一環として認識してくれた。
 
 私自身の経過を考えると、昭和51年に大学を卒業して約4年間を東京周辺で土木技術者
として、転々としていました。
 昭和55年に家庭の都合で、郷里に帰り現在の生活に甘んじています。
合同登山は、卒業して何回かの欠席はあるものの常連として参加しています。
 社会人としては、この合同登山に参加することが所用で困難と思うことも度々ありましたが
仲間が、半強制的に参加せよと言ってくれ参加回数が結果として、多くなった。
 卒業して約28年間に亘り、現役の皆様と酒を傾け、三嶺に向けてあえぎながら登った
ことが思い出され、参加した皆様の顔が一人、一人浮かんできます。
 私が特に嬉しいのは、卒業して県外から長距離を列車、車にて参加してくれるOG、OBに
再会した時です。 やはり、高知の自然、海、人、三嶺は何か魅力があったのだ。
 今年も、大阪、岡山、岐阜、神戸からこの合同登山の為だけに参加してくれました。

 現役の皆様は、一回生であれば故郷に休みになれば帰りたいのを我慢して参加して
くれ、おまけにラッセル、荷物運び、食事当番とよくやってくれます。
 自分の子供と同世代の皆様の、若さ、快活さ、自由な発想、無限の未来を感じて頼もしく
感じます。仲間との友情、自然との係わりを通して、飛躍されんことを期待しています。
 伝統的な巻頭言、『感激あれ若人よ、感激無き人生は空虚なり。高く高く理想を掲げよ。』
今回の合同登山の、光石小屋の交流のアルバムを掲載します。
 
         平成15年12月30日〜平成16年1月1日

 共同での食事準備                   会長の包丁さばきに感心している
 

  大阪、岐阜から参加されたOGの皆様。美声にて熱唱中 OBは酒、つまみの差入れ。ワイン美味かった。

  宴会も佳境になりつつあり、楽しそう。             次はどんな、曲を一緒に歌おうかなと相談中?。

  
   
まんまる月夜の屋島寺で....。 メガネの人楽しそう。     三人の彼女を両手に、楽しそう。手前の方は...。

     
 

       昨夜の出来事が嘘のように、皆さん睡眠不足にもかかわらず元気ですね。
          
                全員集合のスナッブ写真は伝統の重みを感じます。

       
     現役の皆様が出発して、OG、OBだけの記念写真

    中央の薪に座っている方は、やはり風格がありますね。
   後部向かって左側の方は、自己主張が素晴らしい。
   右の方は、靴に特徴があり職業は.....。
     OGの皆様は、笑顔が素晴らしい。