森と自然について。

 森は、水資源 を涵養し豊かな自然景観をなす

  今回は、過去の自然環境について考える資料として私が興味を持っていたデボン紀の植物化石 を

 紹介します。 過去を 知ることは、現在進行している地球環境を客観的に判断する資料となると信じています。
  本来日本は、シルル紀、石炭紀の石灰岩から発見される床板サンゴ、三葉虫、四射サンゴ、腕足貝等は発見
 されているが植物化石はあまり発見されていませんでした。
  しかし研究が進むにつれて、日本においてもデボン紀の陸成層が熊本県、高知県、岩手県等にて発見されています。
 種類としては、石炭紀には約30mに達するように進化したヒカゲノカズラの仲間のレピドデンドロンの初期のタイプの
 レプトフロェム. ロムピクムがあります。 樹高は約3m程度であったと推定されています。  
                    

   高知 県の横倉山は、シルル紀の化石産地として有名ですがデボン紀の地層も存在します。
   デボン系は、平田茂留氏により越知層として一連の横倉山層群から分離して命名されました。
  平成17年8月に著者は、従来 の産地以外にてレプトフロェムのほぼ完全な化石を発見
  越知層は、横倉山の南斜面に層厚で50m程度細長く分布している。上位は酸性凝灰岩で構成されていて
  我々では、地質区分の判断は不可能である。
     地質年代は、放散虫化石の研究より、約3億70003億5400万年前と推定される。
  平田茂留氏は、この一連の植物化石の発見により日本列島の中国大陸南部との関連を指摘され、
  更に最近のプレ-トの動きの研究の進展により地塊の横ずれ移動も指摘されています。

     1. 鱗木の化石  
Leptophloeum rhombicum       H17.8.27   (著者が従来の産地以外 にて発見)

   
                                                                      
                                                                      2. 鱗木の化石  Leptophloeum rhombicum?   H17.9
               



  下は四国電力伊方発電所  

   原子力発電の賛否はあるにして も、現実に四国の電力供給の約40%の
  シェアを 占めていることは否定できない。
   現代社 会は、電力の安定供給が無ければあらゆる産業分野の活動は不可能です。
  原子炉の タイプは、加圧水型軽水炉です。敷地面積は、約86万m2。
   3号機 の運転開始は、平成6年12月15日からとのことです。
  電力の需 要は、夜間は使用量が減少するが、原子力発電は調整が効かないので
  この余剰 電力を利用して、Peak電力対応として建設されているのが高知県の
  本川発電 所です。ここでは、夜間の余剰電力を利用して揚水して最大60万kwの
  発電をし ています。火力、水力の総合的な利用がなされています。
   地球環 境にとり、火力発電、水力発電、原子力発電、風力発電等の使用区分
  の中でど の選択が環境に負荷を与えないかお互いに考えましょう。

        平成15 年11月


    今回から、海外に眼を向けよう   アメリカ編を特集


  下の写真 は、平成6年10月  アメ リカ カリフォルニア州 NAPA VALLEYにて

 ここは、カリフォルニアワインの産地であり、彼女が手にしているの が、白ワイン。
 カリフォルニアは太陽が、乾いた土 地にさんさんと輝く素晴らしい大地が続く。
  
ワイン は、コンビニ等でも販売されていますので、試飲してください。

 
 アメリカ西海岸の政治、経済、文化の中心都市   サンフランシコ

人口は約80万人、そのうちアジア系20%  面積は125km2

太 平洋の冷たい空気と大陸の暖かい空気が接触して、有名な霧が発生する。
            
坂が多く、起伏に富む地形でスぺイン洋式のクラシック な建物は異国情緒に富む。 
 


                     
紅葉の特集
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古生代の化石群について
室戸岬の早春
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森林、自然環境、 自然現象に
  ついて、気楽に語り合いましょう。

 

掲示板に続く